看護師は人間を相手にしている職業であり、時間通りに仕事を終らせることができない場合もあります。
その場合残業扱いとなり、基本的に残業手当がつくようになっています。しかし超過勤務すべてに手当がつくわけではありません。
2001年9月に超過勤務(手当がつかなかった時間も含む) をした看護師(正職員)は83.1%で、その超過勤務時間の平均は14時間を超えていました。
残業の理由としては、症例の研究や患者さんのフォロー、管理的な立場での業務などがあげられます。
看護師の残業の問題には、最近の看護師不足も影響しているようです。
看護師の数が減っている事で看護師1人1人の負担が増え、業務時間内に全ての業務が終わらずそのまま残業になってしまった、という看護師の方も多く、特に人材が少ないと言われている産婦人科や小児科が、特にその傾向が強くなっているようです。
ちなみに、民間企業の一般労働者の月間所定外労働時間は、平均9.0時間となっていて、看護師がいかに長く残業しているかがわかります。
最近では残業無しという医療機関も増えてきており、待遇はかなり改善されてはきています。
しかし、やはり人間を相手にしている以上、そういう職場でも少しは残業になってしまう所も仕方ないのかもしれません。患者さんが待っているのに、「時間なので帰ります」と平気で言えるような人は看護師の資格は無いでしょう。
こういってしまっては語弊があるかもしれませんが、「看護師は残業ありきの職業」と考える方がいいのかもしれません。
自分が担当した患者さんの命を預かる仕事なのが看護師。
その患者さんの命と、自分の時間を天秤にかけた時、時間が勝る人は看護師になってはいけないと思います。
残業をしてでも患者さんのお世話をする覚悟がある人。
そういう人こそ、看護師になる資格があるのではないでしょうか。
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